2018.08.28 03:00講評:田辺剛氏総評審査会では、まず各審査員が議論の対象にすべきだと思う5作品を挙げるように求められた。わたしは、劇団紫・喀血劇場・劇団月光斜・劇団愉快犯・同志社小劇場を挙げ、そのなかでも審査員特別賞として相応しいものとして劇団紫を一番に推した。喀血劇場を劇団紫と甲乙つけがたいものとして、劇団月...
2018.08.28 03:00講評:松原利巳氏総評 今年3年目を迎えた京都学生演劇祭を、昨年以上に楽しませてもらった。会場が立誠小学校にかわり、雰囲気のある古い小学校の建物もタイムスリップしたようでよかったが、楽しめた大きな要因は作品のレベルが上がってきたことと、バラエティ豊かになったことが挙げられる。その中でアイドル的な要...
2018.08.28 03:00講評:杉原邦生氏総評僕が“学生演劇”を観に行く気がしないのは、それらの作品がどこに向けてつくられているのかが分からないからだ。いや、分かり切っているように思えてしまうから、と言った方が良いかもしれない。それらは“学生演劇”に向かってのみつくられているように思える。でも、世界はもっと広い。もっと“...