劇団紫

『地球の王子様』
脚本・演出:出町平次

「彼女は、王子様を拾ったんです。」
流れ星が降る炭鉱と蒸気の町の物語
見世物一座が居を構え、座長はくるくる杖回す
歯車カタカタ鳴り続き、蒸気の溜息シュウと吐く
三つ足、羊は踊り来て、愛しい愛しい草を食う
花売りジェニーは色を撒き、機関長様怒鳴り声
炭鉱奥から鉱夫らのツルハシの音がカンカンカン
エレノア、王子を拾い上げ、微笑み浮かべて呟いて
清い王子が死んだなら、汚れた王子は如何なるや?

プロフィール
劇団「紫」は佛教大学を拠点に活動する劇団です。紫の名の下、静の「青」動の「赤」を織り交ぜながらオールジャンルに挑戦し、日々精進しています。

京都学生演劇祭アーカイブ

京都学生演劇祭の、今までの出場団体の情報・審査員からの講評等をアーカイブしていきます。

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